フランス語学習歴10年以上の私が習慣にしていること

フランス語

こんにちは、管理人のSaeです。
フランス語を学び始めてからもう10年以上が経ち、仏検1級・DALF C1を持っています。

今のレベルに至るまで、多くのサイトや本などで勉強法を調べ、自分なりに試してきました。今日の投稿では、私がフランス語学習のために、ここ数年習慣にしていることをまとめます。

どなたかの参考になりますように!

はじめに

皆さんはフランス語を勉強する際、何を使っていますか?
文法書で問題を解く?本を読み日本語に訳してみる?ラジオを聴く?
語学を習得するには、本当に色々なやり方がありますよね。

まずは、自分に合った・自分が得意な勉強法が何かを知ることが大切です。
そのためには、色々な方法を自分で試してみるのが一番。
以下の様々な学習法を参考に、ぜひ気になるものにトライしてみてくださいね。

1. ニュースを見る

個人的に、耳から聴いて勉強するのが好きなので、ビデオやラジオを使って勉強することが多いです。
フランスの時事にも詳しくなりたいので、よくニュース番組の録画をインターネットを使って見ています。(テレビを見る習慣がないので…)

最も良く使っているサイトは、franceinfo
画面上部の「jt」をクリックすると、ニュース番組(LES JOURNAUX TÉLÉVISÉS)の一覧に飛びます。
france 2 20H(2チャンネルの20時のニュース)や、france 3 19/20H(3チャンネルの19時からのニュース)を見ることが多いです。
だいたい30分~40分ほどの番組で、その日のニュースが10~15ほどまとめられています。

まとまった時間がない時は、画面上部の「vidéo」をクリック。各ニュースの短い動画を見ることができます。
更にこのサイトの素晴らしいところは、内容を要約したTranscriptionがついていること!
聴くだけでは分からなくても、文章を読んで内容を確認できます。

2. ポッドキャストを聞く

自分でポッドキャスト番組を立ち上げるくらいなので、もちろん、私はラジオやポッドキャストが好きでよく聴いています。

ポッドキャストやラジオは、①自然なフランス語に触れられる ②テキストや教材がいらない ③いつでも・どこでも聴けるのが利点です。
なかなか座って勉強する時間が取れないけれど、フランス語に接したい…という時におすすめの勉強法です。

まずはお使いのスマートフォンに、ポッドキャストを聴くためのアプリが入っているか確認し、ない場合はアプリをインストールしてください。(Spotify, Google podcasts, Apple podcastsなど)
フランス語で、興味のあるテーマのキーワードで検索し、面白そうな番組を聴いてみましょう。

ポッドキャスト番組のおすすめは本当にたくさんあるので、別途詳しい記事を作成しますね!

3. 新聞・雑誌やニュースサイトの記事を読む

「聴く」に比べると、「読む」勉強にかけている時間は少なく、今後はもっと色々なものを読むことを習慣づけていきたいなと思っています。

時々見ているのは
Le Monde, Libération, l’Obs, l’Express, Le Huffpost など。
でも、正直まだ「このサイトこそベスト!」と思えるものに出会えていません。
月々の有料契約をしないと読めない記事も多いので、どれか契約しようかな、とも迷い中です。

それ以外に、最近は、近所の図書館で雑誌を借りて読むのにハマっています。
Philosophie magazine, Courrier international などなど…

自分のお気に入りを模索中なので、もしおすすめのメディアがあれば、ぜひ教えてください!

4. 本を読む

フランス語の本も時々読むように心がけています。
前述した近所の図書館では、インターネットサービスもとても充実しており、自宅にいながら色々な資料にアクセスできます。

フランスに来てからよく読むようになったのが、フランスの漫画 BD(bande dessinée)
もちろん、子供向けの楽しい内容のものもありますが、漫画だからと言って侮れません。
歴史的な内容や社会問題をテーマにした作品も多くあり、文章も多めなので読みごたえがあります。

日本でフランス語の本を見つけるのは大変!(欧明社さんも2022年2月に閉店してしまいましたよね…)という方は、インターネット上で無料で本を読めるサービスもいくつかあります。
例えば、以下のブログが5つのサイトをまとめているので、試してみてはいかがでしょうか?

5. 単語を調べる・メモする

何か聴いたり・読んだりして出てきた知らない単語は辞書で調べ、小さなノートにまとめるよう意識しています。辞書は、電子辞書以外に、以下のサイトを使うことが多いです。

  • Le Robert:仏仏辞典。下のほうの「EXEMPLES」、単語が使われている例をよく見ます。
  • CRISCO:同義語辞典。どのくらい意味の範囲が被っているのかも書かれているので便利です。
  • Linguee:仏英辞典ですが、意味を調べるためではなく、どういう文脈でフランス語の単語が使われているのかの例文を調べる時に使っています。

ある程度の語学レベルに達すると、「わざわざ難しい単語を使わなくても、日常生活には支障がないし、分からなかったら話し相手に聞けばいいか…」と、つい怠け心が出てきがちです。

多様な分野の話題を理解し・表現できるようになるため、語彙力は必須。単語を覚えることは、コツコツ続けていきたい習慣の一つです。

6. 文章を書く

昔から、手帳に予定を書いたり、日記をつけることを習慣にしています。
いつからか、私の手帳は日本語とフランス語のバイリンガル形式になっていました。

周りの人に見られても内容が分からないよう、フランス語で思ったことをばーっと書いてみたり、月々のカレンダー欄にちょっとした予定をフランス語で書いたりしています。
簡単に始めやすい習慣なので、おすすめです!

手帳で使えるフランス語の単語例
  • Rendez-vous:予定
  • à 10h:10時に
  • Sortie avec Marie:Marieとの外出
  • Choses à faire:やるべきこと

おわりに

何よりも、自分が楽しんで続けられる勉強法を選ぶことが一番大切です。

今後も、勉強法・おすすめサイトやリソースなど、フランス語学習に関する情報を更新していきますので、ぜひチェックしてくださいね。

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